先日、防災セミナーに参加しました。
言わずもがな、阪神淡路大震災や東日本大震災を経験された方々のみならず、
日本人なら災害への備えに無関心ではいられませんよね。
災害時の緊急避難を考えるのは勿論、それ以上に大切だと経験者が仰るのは、
被災した直後から続く避難生活や復興までの期間を乗り切る気力と体力、そして知恵が必要。
いかに自分を守り、家族を守り、地域を守っていくのか。
地域が守られれば家も自分も守られる。
町が大変な事になったのに、自分の家だけは大丈夫だった、なんて事は有り得ない事。
だから、地域ぐるみの防災もとても大切だと学びました。
そしてこれは、一人暮らしの女性にとっても重要な事です。
個人情報保護法によって、個人情報を守り、プライバシーを守る。
これは超々々大事な事!
ただ、向こう三軒両隣、誰にも自分の事を知られていないという事は、
誰も守ってくれない、守りようがないという事に繋がる可能性もある、
という事も知っておかなければならない。
自衛策の中に、人災と天災の両方を視野に入れて、プライバシーを守りながら、
いざという時に近くの人と助け合える関係を築いておいて損はないです。
深く関わる必要はありません。
ただ、有事の際は、顔を知っているだけでも安心の効果があるものです。
マンションなら管理会社や管理人さん、一軒家なら町内会、自治会。
面倒もあるけれど良い関係を結ぶに越したことはありません。
家を買う時も借りる時も、現在は宅建業法において重要事項説明の中で、
ハザードマップをもって該当物件の場所を示す事が義務化されています。
水害リスク情報の重要事項説明への追加 国交省のサイトより 001354700.pdf (mlit.go.jp)
必ずしっかり聞いてください。
そして、<何に弱いのか>を理解しておく事が重要です。
参考サイト↓
大阪市:”津波・水害から命を守るために”水害ハザードマップ (…>災害に備える>日頃からの備え) (osaka.lg.jp)
少なくとも大阪に、災害の可能性が無いところはありません。
だから、災害の少ないところを探すのではなく、住みたい場所は何に弱いのか、
物心共にどういう備えが必要かを知る事が重要だと考えます。
これから住まいを探すのなら、貴女が住む家の防災について、一緒に学ばせて頂きたいと思います。
先に述べた、災害が起こった時、その後を乗り切る知恵については、おいおいこのブログでお伝えして参ります。
乞うご期待!デス。