普通ってなんだ?と考えた女性社長

ひょんなことから、起業したばかりの女性社長と出会った。

障がい者専用のサテライトオフィスを探しているとのこと。

サテライトオフィス?

ってことは、本店はもうあるのね?障がい者専用ってことは福祉事業?介護施設?

障がい者の方々が働く場所、自立を支援する場所を探すのだと思った。

実際に、障がいのある方々が働く軽作業場として事業用店舗を仲介したこともある。

彼女と話してみると、私の予想とは全然違うことがわかった。

 

「障がいのある方」というと、目や耳が不自由な方とか車いすの方とか、パラリンピックに出場されたような方々を想像した。

勿論、そういう方もそうだが、外見からは判断できない、相対的に軽微な障がいを持つ人は多く、増える傾向にあるそうだ。

人と一緒に行動したり、人と同じような感情や感覚を共有できない。

集団生活に無理がある。

そういう人は、普通に働く(いわゆる会社の中で)ことが難しい。

大人になったら、普通に働くことができないと普通に生きていくことができない?

普通ってなんだ?

 

その人の個性を活かすには?と考えた女性社長

彼女自身の特性や経験から、障がいがある人の選択肢を増やしたいと考えたそう。

障がいがある方々の就職状況、職場環境は、あまりにも制限が多すぎるそうだ。

雇用する企業側から見ても、突然に病気やケガで社員が障がい者になってしまわれる場合もあるだろうし、新規雇用で障がいがあられる方にも門戸を広げたい思いもある。

人手不足の会社は多く、ピンポイントで能力を発揮できる障がいがある方も多いのだ。

でも、障がい者も企業も、当事者同士は思いがあっても実際に雇用関係を結び、継続する事はそう簡単ではない。

法律的な面は勿論、現実に職場の環境が許せる状況なのか、現場の人間関係はどうか等、考慮すべき事は少なくない。

だから、コーディネーターが必要なのだ。

雇用される障がいのある方は持てる能力が発揮でき、雇用する側も安心して働いてもらえる環境。

それを提供するのが、彼女が起業して作った会社。

「株式会社ありのまま」だ。

株式会社ありのまま (arinoma.com)

 

貴方の、貴社の、サテライトオフィス!

詳しくは、ちらしを添付するので参照いただきたい。

私なんかが言うより一目瞭然。

ならなぜ言う!?とつっこまれそうだが(〃艸〃)

言わせて~🥺!

 

 

彼女は生きづらいと思う人に、無理しないで私に相談して!と可能性を提供してくれるのだ。

彼女自身が苦しんだからだろう。

彼女はとても若い。

普通に言えば、まだまだ経験が足りない、これから苦労するんだよ!って言われる年頃なんだろうと思う。

普通ってなんだ?

働くって、どうしたって苦労するわけだよ。

好きなことをやったってやっぱりしんどいし、辛いことの方が多いのだよ。

だから、自分のしたいこと、できることをやる、ありのままでいこうよ!と彼女は自分の考えを自らの会社でもって体現しているのだ。

こういう人が、これからの時代を作っていくのだと思う。

 

祝開業!

令和5年12月1日、株式会社ありのままさん、グランドオープン♪

御祝いに馳せ参じました。

事務所自体は、残念ながら弊社がご提案した物件ではなかったのだけれど、そんなの関係ない。

彼女の考えに共感して、ヤル気に大いに触発されて、ただただ応援したいと思うのだ。

 

障がい者といっても色々な方がおられると思う。

これからは今までよりもっともっと、色々な人が様々な形で生きる世の中になる。

そのさきがけを見せて頂いたように感じている。

雇用される方もする方も、彼女に会って話をしたら、色々な可能性を見つけ出してくれると思う。

「株式会社ありのまま」、要チェックです!

株式会社ありのまま (arinoma.com)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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